子供の近視が増えています!|北川アイクリニック|秋津駅・新秋津駅から徒歩3分の眼科 – 東村山市

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子供の近視が増えています!|北川アイクリニック|秋津駅・新秋津駅から徒歩3分の眼科 – 東村山市

子供の近視が増えています!

最近子供の近視が増えていることをご存知ですか?

文部科学省が発表した令和3年度のデータによると、
裸眼視力が1.0に満たない子供の割合は
小学生 37.8%
中学生 61.2%
高校生 71.5%

また小学生に関してはここ数年で急に増加しており、40年前と比べると約2倍だそうです。
学年ごとにみると裸眼視力が1.0に満たない子供の割合は
小学1年生 約4人に1人
小学3年生 約3人に1人
小学6年生 約半数
と低学年でもクラスの1/4程度の子が見えにくさを感じていることになります。

当院も先月は学校健診の結果を持って子供達が多く来院しましたが、
近視のお子さんが増えているな、眼鏡をかける年齢が早くなっているなと感じています。
以前は中学生になってからもしくは小学校高学年から眼鏡をかける子が多かったのですが、
最近は小学1年生から掛け始めるなんてことも珍しくはありません。

近視が進む要因としてスマートフォンやゲーム機、学校や塾でのタブレットの利用など、
近くを長時間見ることにより目を酷使している環境が考えられます。
以下のことを普段から意識して近視の予防に努めましょう。

○スマートフォンやタブレット、ゲーム機などは目との距離を30cm離す
○近くを30分見たら休憩する。窓の外など遠くを見ましょう。
○寝転がったままや暗い部屋でスマートフォンやタブレット等は使わず、明るい部屋で姿勢を良くして作業する。
○天気の良い日はなるべく外で遊ぶ。(1日2時間の野外活動が近視抑制に効果があると言われています)

もし近視になってしまっても適切な眼鏡をかけて視力が出ていれば生活上は問題ありません。
ただ近視がどんどん進み強度近視になると、将来緑内障や網膜剥離といった他の病気のリスクが上がるため、
早めの予防が大切です。
まずはスマートフォンやタブレット等の使用時間、目との距離、姿勢など習慣の見直しをしましょう。
また定期的な眼科受診をお勧めします。